Home Playlist 第1話 第2話 第3話
Special Image
Special Image
title
haruna
では早速ですが、20代の転機について伺いたいです。
aya
はい。
haruna
まずは高校卒業から大学生くらい、その辺りから伺いたいです。
aya
高校卒業して、あんまり本位ではなかった大学に合格して行ってました。 サークルはテニスのサークルに入ってました。テニスは、2割ぐらいなんですけど。笑
haruna
テニサーあるあるですね。笑
aya
そうそう。笑 あとはカラオケボックスとかカフェとかでアルバイトする日々でした。
haruna
なるほど。大学生活を振り返って、印象的な出来事などはありますか?
aya
うーん。20歳ぐらいはもう本当に飲んだくれてたんで。 真面目に課題を頑張って、とかっていう感じじゃなくて、 もう大学の授業とかも、全然サボってたし。代辺ってわかるかな?
haruna
あー出席を代わりに、
aya
そうそう。出席をごまかしてたりとかいう感じでやってました。 サークルにすっごいお金使うんで、うん、すごいバイト頑張ってました。

そんな中で一番印象に残っているのは、大学の4年生ぐらいで、 もう、就職活動をするっていうちょっと手前ぐらいの時期のことなんですが。 私、外見にすごいコンプレックスがあって。
haruna
外見のコンプレックス、、ですか?
aya
そう。「おしゃれではない」っていうことがコンプレックスで。
センスがないっていうことは、小さい頃からずっと思っていて。
haruna
えー!今のayaさんを見ていると信じられないですね。
aya
うちの母も姉もおしゃれが大好き。 小さい頃から、 「ayaちゃんはこれ着てればいいよ」みたいな感じで、洋服を 自分で選んで着るっていうよりも、人に選んでもらって着ているっていうような感じだったんです。 お買い物に連れてってもらっても全然楽しくもないし、お洋服に何の興味もない。
haruna
うんうん。私もいまだに一人で服を買う決断をするって結構勇気がいることで、 人に選んでもらうことが多いのですごくその気持ちがわかります。
aya
高校生とかになって普通に恋愛とかもして、好きな先輩がいたんだけれども、 その先輩に告白をしたら、 見事に振られまして。 振られた理由が、「おしゃれじゃないから」。 それがすごいトラウマになって、自分はおしゃれじゃないんだっていう トラウマ・コンプレックスが出来上がってきた。
haruna
うーん。ひどいですね、、
aya
考えてみたら、自分自身でお洋服を選ぶっていうことが、それまでもう本当になかったし、 みんな年頃になって、こんなファッションとか楽しんでる人が多い中、
「なんで私はファッション楽しめないんだろう」
「この服を手にした私ってダサいんじゃないか」
っていう風にずっと思ってて。
haruna
なるほど。
aya
あとは元々肌が、トラブルすごいたくさんできる肌してて、お酒もいっぱい飲んでたしね。 だから、そこのコンプレックスもかなりあったんです。
haruna
うーん。かなり長く、深く悩んでいたことなんですね。
aya
そうなんです。でも大学生の時に、 化粧カウンターでカネボウのお姉さんから、
「メイクアップアーティストにメイクしてもらわないですか?」
って誘われてメイクしてもらったんですよ。
haruna
うんうん。デパートとかであるやつですよね。
aya
そしたら、本当にすごく綺麗になったんですよ!
kireiGIF
aya
「私こんなふうになれるんだ」っていう感動と、 あと、家に帰った時に自分の母親から「めっちゃ綺麗。女優みたい。」みたいな感じで言われて、 それがすごい嬉しかった。だから、この出来事がきっかけで化粧品を集めたりおしゃれの研究が 楽しいって思うようになりました。それと、「将来人を綺麗にするような仕事をしたいな」って、
なんとなく思い始めたのが、この時期でしたね。
haruna
へー!メイクとの出会いですか。確かに私も初めてメイクしてもらった時、 いつもと違う自分になれた気がして、すごくワクワクしたこと、今でも覚えてます。 メイクが上手く行った時なんかは、いつもはできないことに挑戦できたりっていう勇気が湧いてきますよね。
aya
そうなんですよね。私みたいに悩んでいる人って多分たくさんいると思うんです。 だからそういう人に、メイクとかファッションを通じて自信を与えたいって夢ができたんです。
haruna
なるほど。かなり大きな転機だったということですね。
aya
うん、そうですね。今もそういう仕事をしているしそう考えると 原点みたいな感じかな。転機だと思います。
haruna
就活ではもう美容系を目指したんですよね?
aya
もう化粧品会社を一択みたいな感じで、他の会社も 面接行ったりとかしてたけど、 なんか、気乗りしなくって。自分なりに大手から、ちっちゃな会社まで、 色々と受けて、最終的に化粧品製造メーカーに就職しました。